【9月25日 AFP】女子テニス、東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2022)は25日、シングルス決勝が行われ、リュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)が7-5、7-5で鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)を下し、ここ4大会で三つ目のタイトルを獲得した。

 このところ好調のサムソノワは、8月のシティ・オープン(Citi Open 2022)とテニス・イン・ザ・ランド(2022 Tennis in the Land)で優勝しており、この大会でも複数の格上選手を破って優勝した。

 一方、急成長を遂げている19歳の鄭はこれが初めてのツアー決勝で、2回戦では第1シードのパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)を撃破。この試合ではサムソノワに見劣りしないプレーで接戦を繰り広げたが、第1セットの終盤にブレークを許してこのセットを落とした。

 第2セットの中盤にはお互いにブレークを奪い合ったが、サムソノワは6-5とリードして迎えたサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップの勝負の場面で、冷静に相手を抑え込み、最後は鄭のリターンがアウトして試合を決めた。(c)AFP