【9月22日 AFP】デンマーク王室は21日、女王マルグレーテ2世(Queen Margrethe II、82)がエリザベス英女王(Queen Elizabeth II)の国葬に参列後、新型コロナウイルス検査で陽性と判定されたと発表した。

 陽性反応が出たのは、国葬翌日の20日夜。王室は、女王が今週の予定を中止すると説明したが、容体についての詳細は明らかにしなかった。女王は新型ウイルスワクチンの接種を3回受けており、今年2月にもコロナ検査で陽性となっていた。

 マルグレーテ2世は1972年1月、父フレデリック9世(King Frederik IX)の死去に伴い、デンマーク初の女王として31歳で即位。エリザベス女王の死去を受け、欧州で存命中の君主のうち在位期間が最長の人物となった。(c)AFP