【9月20日 AFP】男子ゴルフの対抗戦、第14回プレジデンツ・カップ(2022 The Presidents Cup)で世界ランキング上位18人のうち11人がプレーする米国選抜は19日、戦力不足の世界選抜に対して大会9連覇達成は確実とみられている中で、会場となる米ノースカロライナ州シャーロット(Charlotte)のクウェイルホロー・クラブ(Quail Hollow Club)に到着した。

 米国選抜は第86回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2022)覇者で世界1位のスコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler)を筆頭に、同4位のパトリック・キャントレー(Patrick Cantlay)、同5位で東京五輪王者のザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)、さらには複数のメジャータイトルを獲得しているジャスティン・トーマス(Justin Thomas)、ジョーダン・スピース(Jordan Spieth)、コリン・モリカワ(Collin Morikawa)ら計12人が名を連ねた。

 世界8位のウィル・ザラトリス(Will Zalatoris)は故障で出られず、サウジアラビアが後援するリブゴルフ・インビテーショナル(LIV Golf Invitational)への参戦で出場が認められなかったダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson)ら強豪を欠いているものの、12人全員が世界25位以内の強力なラインアップとなっている。

 主将を務めるデービス・ラブ3世(Davis Love III)は、「この12人にわくわくしているし、戦う準備はできている」とし、「22日に開幕したら、素晴らしい大会になるだろう」とコメントした。

 シェフラーを含む6人が大会初出場となる米国選抜は世界選抜に8連勝を飾っており、負けたのは1998年大会のみで、通算戦績は11勝1敗1分けと大きく勝ち越している。