【9月14日 CNS】中国古代から近代までの史料や出版物、印刷物(版本)を収蔵・展示する「中国国家版本館(National Archives of Publications and Culture)」のうち、北京市の中央本館「文翰閣」でメディア向けオープンデーが行われた。

 中国国家版本館は7月30日に開館。中国北部にあたる北京市の中央本館と西部・陝西省(Shaanxi)の西安(Xi’an)分館「文済閣」、東部・浙江省(Zhejiang)の杭州(Hangzhou)分館「文潤閣」、南部・広東省(Guangdong)の広州(Guangzhou)分館(文沁閣)が一斉にオープンし、東西南北に分散させて文化財を保管している。

 中央本館は1600万冊を超える蔵書と数万点の展示物があり、10種類のカテゴリーに分類している。オープンデーは8月11日に開かれ、報道陣は中国の伝統様式を生かした建物や貴重な文化財を見学しながら、カメラのシャッターを切っていた。(c)CNS/JCM/AFPBB News