エリザベス女王、最後の旅路へ出発 19日に国葬
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【9月11日 AFP】(更新、写真追加)英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)は11日、最後の旅路についた。女王のひつぎを乗せた車が午前10時7分、スコットランド北東部のバルモラル城(Balmoral Castle)を出発。まず6時間かけてエディンバラに運ばれるが、沿道には別れを告げようと多くの国民が集まるとみられる。
王室旗に包まれたオーク材のひつぎを乗せた車はアバディーン(Aberdeen)、ダンディー(Dundee)を経由して、午後4時にエディンバラに到着の予定。チャールズ国王(King Charles III)は12日にエディンバラを訪れ、追悼礼拝に出席する。
ひつぎは13日に英空軍機でロンドン近郊の空港に移送され、車でバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)に向かう。翌14日に国会議事堂のウェストミンスターホール(Westminster Hall)に安置され、その後4日間にわたり国民の弔問を受け付ける。
国葬は19日にウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)で行われ、テレビ中継される。ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領やアンソニー・アルバニージー(Anthony Albanese)豪首相ら各国首脳が出席するほか、天皇陛下も参列の方向で調整が進められている。(c)AFP/Callum PATON with Danny KEMP in London