【9月3日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブル(Red Bull)の相談役ヘルムート・マルコ(Helmut Marko)氏は2日、セカンドチームのアルファタウリ(AlphaTauri)に所属するピエール・ガスリー(Pierre Gasly)について、チームは条件が合致すれば来季からアルピーヌ(Alpine F1)に移籍することを阻むつもりはないとの考えを示した。

 フランスを拠点とするアルピーヌがガスリーを引き抜くことがあれば、マルコ氏はチームとともに歓迎するとし、「契約は2023年まで残っているが、その一方で協議もしている」とコメント。「条件が折り合えば、ガスリーの邪魔はしない」と述べた。

「フランスのチームで走ることができれば、(同国出身の)彼にとっては夢がかなう。しかし、まだ全ての条件がそろっているわけではない」

 国際自動車連盟(FIA)はこの日、アルピーヌのテストドライバーを務めるオスカー・ピアストリ(Oscar Piastri)のマクラーレン(McLaren)加入を認める裁定を下しており、ガスリーのアルピーヌ移籍は現実味を帯びてきている。

 アルピーヌは来季、フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)がアストンマーティン(Aston Martin F1)へ移籍することが決まっており、ピアストリと合わせて2人を失うため、エステバン・オコン(Esteban Ocon)の相棒探しが必要となっている。

 ガスリーがアルファタウリを去れば、レッドブルは空いたシートに現在インディカーシリーズに参戦する米国人ドライバーのコルトン・ハータ(Colton Herta)を据える可能性があるが、同選手はF1参戦に必要なスーパーライセンスを獲得していない。(c)AFP