【9月2日 CGTN Japanese】中国が独自に開発した高規格無方向性電磁鋼板生産ラインが8月31日、河北省(Hebei)遷安市(Qian'an)で稼働しました。これにより新エネルギー車用モーターの出力密度と効率が大幅に向上します。

 この生産ラインで生産する2種類の新エネ車用電磁鋼板は、新エネ車駆動モーターの核心的機能素材として、駆動モーターのいっそうの高効率化というニーズを満たすことができます。

 首鋼智新遷安電磁材料有限公司の胡志遠副総経理によりますと、この高規格無方向性電磁鋼板はモーターの効率を0.8%以上あげられ、1台が1日当たり50キロ走るとすると、2000万台で1日に500万キロワット/時の電力を節約できるということです。

 6年を費やして独自に開発し建設したこの生産ラインは、新エネルギー車向け駆動モーター用高規格無方向性電磁鋼板を年間35万トン生産し、新エネルギー車500万台分の需要を満たすことができます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News