【9月2日 AFP】ミャンマー軍事政権の裁判所が、民主化指導者アウンサンスーチー(Aung San Suu Kyi)氏(77)に電子通信関連法違反の罪で懲役3年の刑を言い渡した。裁判に詳しい情報筋が2日、明らかにした。同氏率いる「国民民主連盟(NLD)」が圧勝した2020年の総選挙で不正があったとしている。

 同情報筋によると、スーチー氏には重労働が科される。また、同氏の健康状態は良好とみられるという。

 昨年のクーデター以来拘束されているスーチー氏は非公開の裁判で、汚職など複数の罪ですでに禁錮17年を言い渡されている。(c)AFP