世界の王室、実業家、政界要人の間で広がる中国語熱
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【9月〇日 CNS】「皆さん、こんにちは。私は先ほど、中国製のコロナバック(CoronaVac)ワクチンを接種しました。安全で、体調も問題ありません」。これは、マレーシアのカイリー・ジャマルディン(Khairy Jamaluddin)科学・技術・イノベーション相が在任中、SNSに中国語で投稿した内容だ。
最近は中国語でSNSを発信する海外の著名人が増えている。米国の電気自動車大手テスラ(Tesla)CEOのイーロン・マスク(Elon Musk)氏は「三国志」に登場する「七歩詩」を投稿し、中国のネットユーザーを引き付けた。東京五輪バドミントン男子にデンマーク代表で出場したビクトル・アクセルセン(Viktor Axelsen)氏は中国語でツイートを続けている。
中国の首都師範大学(Capital Normal University)の言語ガバナンス研究センターの王春輝(Wang Chunhui)主任は「言語の影響力は国力のバロメーターだ。中国の総合的国力の向上が中国語の国際的影響力を向上させている」と分析する。
世界の中国語学習者は「セレブ化」と「低齢化」が顕著となっている。経済界ではSNSフェイスブック(Facebook)創業者マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏、アマゾン・ドットコム(Amazon.com)創業者ジェフリー・ベゾス(Jeffrey Bezos)氏、世界的投資家ジム・ロジャーズ(Jim Rogers)氏の子どもたち、王室や政界ではタイのシリントーン王女(Princess Maha Chakri Sirindhorn)、元オーストラリア首相ケビン・ラッド(Kevin Rudd)氏、前米国大統領ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の孫娘、さらに英国、スペイン、ベルギー、オランダの王子や王女が中国語を学んでいる。
中国の伝統的な祝日になると多くの海外要人が中国語で祝福のメッセージを寄せ、多くの国際機関が中国語を公用語に取り入れ、ニューメディアの分野でも中国語の影響力が高まっている。
統計によると、世界の 70か国以上が中国語を教育制度に取り入れており、中国国外で 2000 万人以上が中国語を学習。累計では約 2 億人が中国語を学び、使用している。
言語学者のジョージ・ウェーバー(George Weber)氏によると、中国語を母語とする人は11 億人に上り、2 位の英語の 3 億 3000 万人、3 位のスペイン語の 3 億人をはるかに上回る。中国語は、国連が公用語とする6か国語の1つでもある。
ウェーバー氏の統計によると、さまざまな要素を考慮して、中国語の国際的影響力は 13 ポイントで 6 位にランクされている。ある言語が国際言語となるためには人口の規模は十分条件であり、必要条件ではないことが分かる。中国の国力の発展に伴い、歴史の古い中国語は「若返り」を遂げ、未来を切り開く言語になっている。(c)CNS/JCM/AFPBB News