【9月1日 AFP】(更新)全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)は31日、女子シングルス2回戦が行われ、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は7-6(7-4)、2-6、6-2で大会第2シードのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)を下し、3回戦に進出した。

 全米で通算6度の優勝を誇るセレーナは、熱狂的なファンの前で決してあきらめない姿勢を見せてフルセットの勝利を挙げ、劇的な形でそのキャリアを延長した。

 27年のキャリアを持つセレーナはすでに「テニスから離れて進化」すると発言していたものの、その意志の強さから引退パーティーの開催は先延ばしになった。

 セレーナはコート上でのインタビューで「急ぐことはない。まだ自分の中に力は残っているし、そのうちはっきりする。自分は結構良い選手だし、チャレンジするのが好き」とコメントした。

「私はただのセレーナ。第2セットを落とした後は『なんてこと。ベストを尽くさなきゃいけない』と思った」

「これはボーナスだと思っている。私には証明すべきものも、失うものも何もない」

 セレーナは3回戦で、アイラ・トムリャノビッチ(Ajla Tomljanovic、オーストラリア)と16強入りを懸けて対戦する。(c)AFP