【9月1日 AFP】米大リーグ(MLB)のシカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)は31日、医療検査を受けるためトニー・ラルーサ(Tony La Russa)監督が無期限で戦列を離れると発表した。

 ホワイトソックスによると、77歳のラルーサ監督はこの日の朝に検査を受けていた。球団は「ラルーサは今後数日、アリゾナ州でかかりつけ医師による追加検査を受ける。これらの結果が出るまで、彼は無期限で離脱する」と発表している。

 ラルーサ監督が不在の間は、ミゲル・カイロ(Miguel Cairo)コーチがベンチで暫定指揮官を務める。

 ラルーサ監督は、1989年にオークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)で、2006年と2011年にセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)でワールドシリーズ制覇を果たしており、2014年には米野球殿堂(Baseball Hall of Fame)入りした。

 2011年に監督業を勇退し、その後は複数の球団でアドバイザー職に就いたが、2020年にホワイトソックスの指揮官に就任し、現役最年長指揮官となった。(c)AFP