ヴィーナスが全米OP初戦敗退、今後については明言せず
発信地:ニューヨーク/米国
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【8月31日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、ヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)は1-6、6-7(5-7)のストレートでアリソン・バンアーツバンク(Alison van Uytvanck、ベルギー)に敗れて初戦敗退となった。しかし自身の今後については明言しなかった。
42歳のヴィーナスはこの1年間ほとんど試合に出場しておらず、昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)を最後にシングルスの白星からも遠ざかっている。今回の敗戦は、28年にわたる輝かしいプロキャリアの終わりが急速に迫っていることを改めて示すものとなった。
それでも本人は、今大会限りでの引退を示唆している妹のセレーナ(Serena Williams、米国)と同じ道をたどることは考えていないと話している。
ウィリアムス姉妹は今大会のダブルスで、2018年以来のペアを再結成しており、ヴィーナスはその先のことは頭にないとコメント。去就に関する質問に対して「今はダブルスだけに集中している」と答えた。
今季のシングルスは4戦全敗のヴィーナスだが、四大大会(グランドスラム)通算7勝の元女王は、まだ現役で戦う意欲は失っていないと強調し、最高レベルで戦い続ける理由は何かとの質問には「W・I・N(勝利)の3文字。それだけ。とてもシンプルな話」とコメントした。(c)AFP
