【8月28日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)の主催者は27日、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)とヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)の姉妹に女子ダブルスのワイルドカード(主催者推薦)を与えたと発表した。

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 全米後の引退を示唆しているセレーナは、3回戦で敗退した2018年の全仏オープン(French Open 2018)を最後にヴィーナスとペアを組んでおらず、全米に姉妹で出場するのは2014年以来となる。

 ウィリアムス姉妹は、かつて四大大会(グランドスラム)の女子ダブルスで圧倒的な強さを誇り、これまでに通算14勝を記録。五輪でも三つの金メダルを獲得している。

 来月41歳になるセレーナは、全米後に引退を表明し、シングルスでグランドスラム通算23勝を挙げたキャリアに終止符を打つものとみられている。

 一方、42歳のヴィーナスは現時点で引退の考えは示していない。(c)AFP