【8月31日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第3シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は7-5、7-5、2-0とリードしたところでセバスティアン・バエス(Sebastian Baez、アルゼンチン)がけがにより途中棄権したため、2回戦進出が決まった。

 前回大会で8強入りを果たした19歳のアルカラスは、アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)での初戦を2時間30分で終えた。

 アルカラスは「こんな試合の終わり方は誰だって見たくない。セバスティアンは素晴らしい選手で、最後の一球まで戦い抜いた。もっと良い結果を得るに値する」とコメントした。

 83分に及んだ過酷な第2セットを落とした後、世界ランキング37位のバエスはメディカルタイムアウトでトレーナーを呼んだが、第3セットの第2ゲームが終了した段階で途中棄権を決めた。

 アルカラスは2回戦で、タロン・グリークスプア(Tallon Griekspoor、オランダ)を7-5、6-4、6-3で下したフェデリコ・コリア(Federico Coria、アルゼンチン)と対戦する。(c)AFP