【8月22日 AFP】22-23イタリア・セリエAは21日、第2節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)はイスマエル・ベナセル(Ismael Bennacer)の同点弾でアタランタ(Atalanta)との接戦を1-1のドローで終えた。

 敵地ゲヴィス・スタジアム(Gewiss Stadium)に乗り込んだ王者ミランは、ルスラン・マリノフスキー(Ruslan Malinovskyi)が放ったシュートのコースが変わり、アタランタに先制された。

 同じロンバルディア(Lombardy)州を本拠地とするライバル同士の一戦は、例年通り荒れ模様の展開となったが、ベナセルがカーブの掛かった狙いすましたシュートを突き刺し、ミランが後半に追いついた。アタランタとミランは2試合を終え、共に4ポイントを獲得している。

 一方、ナポリ(SSC Napoli)は新加入のFWクヴィチャ・クワラツヘリア(Khvicha Kvaratskhelia)の活躍もあり、昇格組のACモンツァ(AC Monza)を4-0で下した。

 本拠地スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ(Stadio Diego Armando Maradona)にモンツァを迎えたナポリは、クワラツヘリアが前半と後半にそれぞれ得点をマーク。ヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)もネットを揺らし、終盤に金ミン哉(Kim Min-Jae、キム・ミンジェ)もヘディングで移籍後初ゴールを奪い、開幕2連勝をマークした。

 ロシア2部のルビン・カザニ(FC Rubin Kazan)から前月に加入して早々にブレークを果たしているクワラツヘリアは、またしても好パフォーマンスを披露し、開幕からの2試合で3得点1アシストを記録している。(c)AFP/Terence DALEY