【8月20日 AFP】ボクシング、WBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級タイトルマッチの前日計量が19日に行われ、王者オレクサンドル・ウシク(Oleksandr Usyk、ウクライナ)が100.5キロだったのに対し、挑戦者アンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua、英国)はそれを10キロ以上上回る110.9キロを計測した。

 サウジアラビアで再戦に臨む両選手は、英ロンドンで行われた前回の対戦時とほぼ同じ体重だった。二人は計量を終えて約90秒間にらみ合った後、握手をしてカメラに向かってポーズをとった。

 前回のファイトで3-0の判定勝ちを収め、今回もブックメーカーのオッズが高くなっているウシクは、筋肉を数キロ増量して長身のジョシュアに対抗するとの予測を覆した。

 一方、元3団体統一王者のジョシュアは「こういったいろいろなこと、体重もフェースオフも自分には関係ない。とにかく試合だけだ」と話し、「12ラウンドを戦う準備は100パーセントできている。それより早く勝負がつけばボーナスだ」と意気込んだ。

 戦績はウシクが19戦全勝、ジョシュアが24勝2敗。(c)AFP