【8月17日 AFP】中国東部で、猛暑のため卵の生産量が減り価格が高騰している。現地メディアが伝えた。

 中国では今年、各地の主要都市で観測史上最高気温が記録された。安徽(Anhui)省の省都合肥(Hefei)でも、今夏気温が38度を上回った日が14日あり、記録を更新したと報じられている。

 現地紙は先週、合肥市内の農家の話として、暑さのため卵の生産量が減っており、冷房を設置した鶏舎もあると伝えていた。

 卵の供給量は複数の省で落ち込んだことから、価格が高騰。現地メディアによると、合肥をはじめ、浙江(Zhejiang)省杭州(Hangzhou)などで30%前後値上がりしているという。

 米農務省も、動物が異常な暑さにさらされると、卵や牛乳などの生産量が減少することがあると指摘している。(c)AFP