【8月17日 AFP】ニュージーランドラグビー協会(NZR)は17日、成績不振が続いていたオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)を率いるイアン・フォスター(Ian Foster)ヘッドコーチ(HC)が、来年のW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)まで続投すると発表した。

 安心した様子のフォスターHCは、協会の理事会とマーク・ロビンソン(Mark Robinson)最高経営責任者(CEO)の「力強いサポート」に感謝し、「この職に就けるのは特権で、まったく当たり前のものではない」とコメントした。

 フォスターHCは27日にホームで行われるアルゼンチン戦、そして来年9月のW杯でも指揮を執る。このところは7月のアイルランド戦の連敗、その後の南アフリカ戦の完敗でプレッシャーが強まっていた。13日に行われた直近の南アフリカ戦には35-23で勝利して持ち直したが、ロビンソンCEOはフォスターHCを公に支持することはしなかった。

 同CEOは、ここ数週間はもう少しうまく立ち回ることができたはずだと認めつつ、「われわれのスポーツと国民にとっての最善を目指している。もちろん、すべてがうまくいくことはあり得ないが、どの段階でも、われわれが最善の選択肢を取らないことはない」とコメントした。(c)AFP