【8月17日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2022)は16日、女子シングルス1回戦が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)は4-6、5-7のストレートで張帥(Zhang Shuai、中国)に敗れ、初戦敗退に終わった。

 この夏不調の大坂だが、状態はさらに悪化している。1回戦敗退は前週のナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2022)に続いて2週連続で、かつては1位だった世界ランキングも39位まで下降。このところのハードコートでの4試合では、ムバダラ・シリコンバレー・クラシック(2022 Mubadala Silicon Valley Classic)で1勝しただけにとどまっている。

 この日も観客の後押しを受けながら、相手のサービング・フォー・ザ・マッチをブレークして5-5に追いついたが、次のゲームでブレークされると、最後は張にラブゲームでキープされて敗戦が決まった。

 勝利した張は「自分にとっては本当にいい勝利だった」と喜び、「最初はサーブの感触がよくなかったが、ベースラインでは非常にいいプレーができていた」とコメントした。

「きょうは自分自身に集中することを心がけていた。いい友人との対戦はいつだって難しい。なおみは素晴らしい選手だけど、きょうはベストの日ではなかった」

 勝利した張は、大坂との対戦成績を3勝3敗のタイとしている。

 また42歳のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)も、2016年大会女王で第14シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)に5-7、1-6で敗れて1回戦で姿を消した。この大会では、2019年を最後に勝利から遠ざかっている。(c)AFP