【8月3日 AFP】女子テニス、ムバダラ・シリコンバレー・クラシック(2022 Mubadala Silicon Valley Classic)は2日、シングルス1回戦が行われ、メジャー通算4勝の大坂なおみ(Naomi Osaka)は鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)を6-4、3-6、6-1で下し、約2か月ぶりとなる復帰戦を白星で飾った。

 全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)に向けた前哨戦に臨んだ24歳の大坂は、19歳ながら勇敢なプレーを見せた鄭に粘り勝ちした。

 アキレス腱(けん)の負傷により、全仏オープン(French Open 2022)で1回戦敗退に終わってから実戦をこなせていなかった大坂は、「またプレーできて本当に最高」とコメントした。

「5月からプレーしていないなんて知らなかった。誰かが教えてくれたのだけれど。復帰できて本当にうれしい」

 この試合からは、父親のレオナルド・フランソワ(Leonard Francois)氏が大坂のコーチに復帰している。大坂はここ2年、ウィム・フィセッテ(Wim Fissette)氏の指導を受けていた。

 元世界ランキング1位ながら、現在は41位にまで順位を落としている大坂は、準々決勝進出を懸けて大会第6シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)と対戦する。

 全仏オープンで準優勝に終わった18歳のガウフは、同日の1回戦でアンヘリナ・カリニナ(Anhelina Kalinina、ウクライナ)を6-1、6-0で下し、わずか54分で2回戦進出を決めた。(c)AFP