【8月5日 AFP】女子テニス、ムバダラ・シリコンバレー・クラシック(2022 Mubadala Silicon Valley Classic)は4日、シングルス2回戦が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)は4-6、4-6で大会第6シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)に敗れた。

 四大大会(グランドスラム)通算4勝の大坂と6月の全仏オープン(French Open 2022)でキャリア初のグランドスラム決勝に進出したガウフの注目の一戦は、18歳のガウフが1ブレークで第1セットを先取した。

 第2セットに入っても、ガウフが強烈なサーブとグラウンドストロークを繰り出し、ゲームカウント5-1とリード。それでも、初戦で敗退した全仏オープン以来の大会となった大坂も黙って引き下がらず、自身のサービスゲームで直面したマッチポイントを何度もしのいだが、最後はガウフにサービスゲームをキープされて逃げ切られた。

 準々決勝では第2シードのパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)と対戦するガウフは「5-1で40-0とリードしても、試合を制したわけではないと分かっていたし、彼女(大坂)もそれをはっきりと証明していた」とコメントした。

 その他では、ノーシードのシェルビー・ロジャース(Shelby Rogers、米国)が第1シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)に6-1、6-3で番狂わせを演じた。

 第4シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)はキャロライン・ドルハイド(Caroline Dolehide、米国)を5-7、6-1、7-5、第9シードのベロニカ・クデルメトワ(Veronika Kudermetova)はクレア・リュー(Claire Liu、米国)を6-2、7-5で下し、それぞれベスト8入りを果たした。(c)AFP