リバプールが開幕戦ドロー トッテナム、チェルシーは白星発進
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【8月7日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは6日、第1節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)は昇格組のフラム(Fulham)と2-2で引き分け、タイトル奪還を目指すシーズンをドローで発進した。
敵地クレイヴン・コテージ(Craven Cottage)に乗り込んだリバプールは前半を0-1で折り返すと、後半途中に新加入のダルウィン・ヌニェス(Darwin Nunez)を投入。チームはそこから息を吹き返すと、ヌニェスがリーグ戦初得点を挙げ、同点に追いついた。
その後は再びリードを許して追いかける展開となったが、80分にヌニェスからボールを受けたモハメド・サラー(Mohamed Salah)がシュートを流し込み、開幕戦黒星を回避した。
「望んでいた形とは全く異なるスタートとなった」と悔やんだリバプールのユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は、「普段はもっと圧倒できるのにそれができなかったのは、単にプレーがそこまで良くなく、速さも正確さも足りなかったからだ」と話した。
リバプールとは対照的に、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はプレシーズンの評判通りの内容でサウサンプトン(Southampton FC)に4-1で勝利し、61シーズンぶりのリーグ制覇へ最高のスタートを切った。
12分に先制されたトッテナムは、ライアン・セセニョン(Ryan Sessegnon)とエリック・ダイアー(Eric Dier)のヘディングで逆転すると、61分には相手のオウンゴールで加点。最後はデヤン・クルゼフスキ(Dejan Kulusevski)が4点目をマークし、アーセナル(Arsenal)を抜いて暫定首位に立った。
エバートン(Everton)と敵地で対戦したチェルシー(Chelsea)は、ジョルジーニョ(Jorginho)のPKで1-0で勝利。内容はそれほどさえなかったが、白星発進するには十分だった。
ジョルジーニョは前半アディショナルタイム9分、欧州選手権(UEFA Euro 2020)決勝のPK戦で止められた相手GKジョーダン・ピックフォード(Jordan Pickford)へのリベンジに成功した。(c)AFP/Kieran CANNING