【8月3日 CGTN Japanese】漁獲加工船「ディープブルー」号の引き渡しおよび出航式が7月30日午前、中国船舶黄埔文沖造船所で行われました。「ディープブルー」号は中国が自主開発、建造した初めての漁獲加工船で、1隻の1日当たりの生産量は600トン、年間生産量は7万~10万トンに達すると見込まれます。

 同船は全長約120メートル、型幅21.6メートル、定員99人となっており、ICE-Aエリア(氷の厚さが0.8メートル)および氷点下25度の気温環境で作業を行う条件を満たし、主に遠洋漁業に用いられ、海洋科学調査の機能も兼ねています。船には、最新鋭のオートトロールシステム、ビーム連続ポンプ吸引システムと進んだ自動生産加工ライン3本が配置されており、加工、処理と自動包装、輸送作業を連続的に行うことができます。

「ディープブルー」号は近く遠洋に赴いて作業を開始し、中国の遠洋漁業分野の最前線で長期的に活躍し、良質な漁業資源を連雲港に運び込み、さらに高い価値を付けていくことが期待されます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News