ロシア新海洋戦略、米国とNATOを「主な脅威」に
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【8月1日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は「海軍の日」の7月31日、世界の海洋支配をもくろむ米国と北大西洋条約機構(NATO)の拡大がロシアにとって大きな脅威だとする新たな海洋ドクトリンを承認した。
55ページの新ドクトリンでは、米国の「世界の海洋を支配しようとの戦略目標」と、ロシア国境に迫るNATOの軍事設備が、ロシアの安全保障と発展に対する「主な課題と脅威」になっていると指摘。「ロシアの独立した内政・外交政策は、海洋をはじめとする世界で優勢を維持しようとする米国とその同盟国による対抗措置に直面している」としている。
また、ロシアは北極圏の探査と鉱物資源の開発における主導的な立場を強化し、北方艦隊と太平洋艦隊を強化することで「戦略的安定」の維持を図ると主張。「今日のロシアは、強力な艦隊なくして存在し得ない」「世界の海洋におけるわが国の利益を、断固たる決意で守り抜く」と宣言した。(c)AFP