【7月28日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は27日、精巣に腫瘍が見つかったFWセバスティアン・ハラー(Sebastien Haller)が手術を受けたことを明かし、最低でも「数か月」の離脱になると発表した。

 前週に診断を受け、スイスでのプレシーズン合宿を後にしていたハラーについて、ドルトムントのスポーティング・ディレクター(SD)を務めるセバスチャン・ケール(Sebastian Kehl)氏は「手術は非常にうまくいき、彼は順調に進んでいる」とコメントした。

 コートジボワール代表のハラーは、オランダ・エールディビジのアヤックス(Ajax)で公式戦65試合に出場し47得点をマークし、3100万ユーロ(約43億円)の移籍金で今夏からドルトムントに加入していた。

 ドルトムントとしては、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)に移籍したアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)に代わるストライカーとしての獲得だったが、ハラーの不在をしのぐべく攻撃陣を補強するかについては明かしていない。

 ドルトムントは29日に行われる3部1860ミュンヘン(1860 Munich)とのドイツカップ(German Cup 2022-23)1回戦がシーズン初戦となる。(c)AFP