ドルト加入のFWハラーが合宿離脱、精巣に腫瘍見つかる
このニュースをシェア
【7月19日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は18日、新加入のFWセバスティアン・ハラー(Sebastien Haller)が、精巣に腫瘍が見つかったためスイスでのプレシーズン合宿を後にしたと発表した。
コートジボワール代表のハラーは今月初め、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)に移籍したアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)に代わるストライカーとして、ドルトムントに加わっていた。
「集中的な健康診断の過程で、最終的に精巣に腫瘍が見つかった」と明かしたドルトムントは、「今後数日間は専門の医療機関で詳細な検査が行われる」と続けた。
オランダ・エールディビジのアヤックス(Ajax)で公式戦65試合に出場し47得点をマークした28歳のハラー獲得に、ドルトムントは3100万ユーロ(約43億4000万円)の移籍金を支払っていた。
ドルトムントのスポーティング・ディレクター(SD)を務めるセバスチャン・ケール(Sebastian Kehl)氏は、発表文の中で「本日のこの知らせは、セバスティアン・ハラーとわれわれ全員にとって衝撃的なものとなった。セバスティアンができるだけ早く完治し、われわれが彼をまた抱きしめられることをボルシア・ドルトムント・ファミリーの全員が願っている」と述べた。
「彼が可能な限り最善の治療を受けられるよう、全力を尽くす」
29日に行われる3部1860ミュンヘン(1860 Munich)とのドイツカップ(German Cup 2022-23)1回戦がシーズン初戦となるドルトムントは、8月6日にはリーグ開幕戦でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)と顔を合わせる。(c)AFP