【7月25日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が、フランス・リーグ1のレンヌ(Stade Rennes FC)に所属する17歳のFWマティス・テル(Mathys Tel)の獲得で原則合意に至った。バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督は24日、「いつかシーズン40ゴール」を決めてほしいと期待を寄せた。

 18歳以下のフランス代表であるテルは、昨季レンヌで短時間の交代出場ながらリーグ戦7試合に出場した。米国ツアー中のナーゲルスマン監督は、「彼がいつかシーズン40ゴールを決める姿を思い描いている」と話し、「しかし、もし新シーズンに10得点を決めれば、われわれは非常に満足だ」と続けた。

 両クラブはまだ移籍を正式に発表したわけではないが、移籍金についてメディアはボーナス込みで最大2850万ユーロ(約39億6000万円)だと報じている。

 ナーゲルスマン監督は「われわれはワールドクラスに成長させられる若手を探していて、彼もその一人になれる可能性がある」とコメントした。

 バイエルンは30日にRBライプツィヒ(RB Leipzig)とのドイツ・スーパーカップ(DFL Super Cup 2022)に臨み、8月5日のフランクフルト(Eintracht Frankfurt)とのアウェーゲームで11連覇に挑む新シーズンのリーグ戦をスタートさせる。(c)AFP