「妻は大ばかだと…」 元オールブラックスがボクシング再挑戦
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【7月21日 AFP】ラグビーオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)の元スター選手、カルロス・スペンサー(Carlos Spencer)氏(46)が21日、チャリティーイベントでボクシングに再挑戦する。だが出場をめぐっては、妻を説得するのに悪戦苦闘したと明かした。
スペンサー氏はニュースサイト「stuff.co.nz」で、「今回の件については、はなから妻に理解してもらうのは難しいと分かっていた」と話し、「妻は私が一番やるべきでないことはこれだと考えている。妻は私がものすごく狂っていて、大ばか者だと思っているが、自分は大丈夫だし、とても意義のあることのためなんだと、最終的には説得できた」と明かした。
スペンサー氏はニュージーランド・オークランド(Auckland)で、13人制ラグビーの元スター選手のポール・ウハトゥイラ(Paul Whatuira)氏(40)と3ラウンド制で対戦する。スペンサー氏は以前にも13人制の元選手とチャリティーイベントで拳を交えたことがあり、最近では2014年にモンティ・ベサム(Monty Betham)氏と戦い、このときに唯一の黒星を喫している。
スペンサー氏は、ニュージーランド代表として44試合に出場し、383得点をマーク。2010年にラグビーを引退した。
一方、現役のオールブラックスは、16日のアイルランド戦に22-32で敗れホームでのシリーズを負け越し、多くの国民が落胆している。
このことについてはスペンサー氏も「今の選手の顔触れであんなことが起きてはならない」と残念がり、「以前は北半球のチームはわれわれから数歩遅れていたが、今は彼らの方が一歩前にいると思う」とコメントした。(c)AFP