【7月20日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は19日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)からFWロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)を獲得したと発表した。契約期間は4年で、移籍金は最大5000万ユーロ(約70億円)になる。

 レワンドフスキの移籍に関して両クラブが「原則」合意に至ってから3日、バルセロナは同選手の加入を認める発表文を公開した。

 バルセロナはその中で「バルセロナとバイエルン・ミュンヘンはロベルト・レワンドフスキの移籍に関して、4500万ユーロ(約63億円)に出来高500万ユーロ(約7億円)を加えた額で合意に達した」と記した。

「選手(レワンドフスキ)は今後4年間の契約をクラブと結ぶことになる。契約解除金は5億ユーロ(約700億円)に設定された」

 33歳のレワンドフスキは、プレシーズンマッチのため米マイアミを訪れているチームに合流している。

 バルセロナは今夏、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)からフランク・ケシエ(Franck Kessie)、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)からアンドレアス・クリステンセン(Andreas Christensen)をそれぞれフリーで獲得し、リーズ・ユナイテッド(Leeds United)のラフィーニャ(Raphinha)も7000万ユーロ(約98億円)の移籍金で加入。レワンドフスキは4人目の補強となる。

 レワンドフスキは8シーズンを過ごしたバイエルンで8度のリーグ優勝を経験し、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)も1度制した。(c)AFP