【7月12日 AFP】男子テニスの最新世界ランキングが11日に発表され、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)はウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)で優勝したものの、今大会はポイントが付与されなかったため、四つ順位を落として7位となった。

 ロシアのウクライナ侵攻を理由にウィンブルドンがロシアとベラルーシの選手を出場禁止にしたことを受け、男子プロテニス協会(ATP)と女子テニス協会(WTA)は今大会をポイントの対象から除外していた。

 10日の男子シングルス決勝でジョコビッチに敗れたニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)も、5ランクダウンの45位に後退した。

 一方、ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は1位を維持し、けがで離脱している2位のアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)に十分な差をつけている。

 四大大会(グランドスラム)の優勝回数でジョコビッチを一つ上回る通算22回を記録しているラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は、けがで昨年のウィンブルドンを欠場していたため今週失われたポイントがなく、3位に一つ順位を上げた。

 最新ATPランキングは以下の通り。

1位:ダニール・メドベージェフ/7775ポイント
2位:アレクサンダー・ズベレフ/6850ポイント
3位:ラファエル・ナダル/6165ポイント
4位:ステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)/5150ポイント
5位:キャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)/5050ポイント
6位:カルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)/4845ポイント
7位:ノバク・ジョコビッチ/4770ポイント
8位:アンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)/3700ポイント
9位:フェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)/3445ポイント
10位:ヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)/3185ポイント
11位:キャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)/3155ポイント
12位:ホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)/3025ポイント
13位:テイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)/2975ポイント
14位:ディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)/2325ポイント
15位:マッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)/2280ポイント
16位:マリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)/2130ポイント
17位:ライリー・オペルカ(Reilly Opelka、米国)/2055ポイント
18位:パブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno-Busta、スペイン)/1926ポイント
19位:グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)/1740ポイント
20位:ロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)/1658ポイント

45位:ニック・キリオス/980ポイント

(c)AFP