【7月9日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)は8日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は2-6、6-3、6-2、6-4で第9シードのキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)を退け、大会通算8度目の決勝進出を決めた。

 通算6度のウィンブルドン制覇を誇るジョコビッチは、第1セットはいつになく精彩を欠きながらもその後はほぼ完璧なテニスで逆転勝ちを収め、四大大会(グランドスラム)の男子シングルスで歴代1位となる32度目のファイナリストとなった。ライバルのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)はグランドスラムの決勝進出が通算31度、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は同30度となっている。

 ジョコビッチはまた、10日の決勝でグランドスラムのシングルス通算21勝目をマークすれば、歴代単独1位の同22勝を挙げているナダルの記録にあと一つと迫り、同20勝で並ぶフェデラーを追い抜く。

 この日予定されていたもう一つの準決勝では、ナダルが腹部のけがを理由に試合を棄権したため、すでに決勝でニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)が待ち受けていることを分かっていたジョコビッチは、通算戦績が0勝2敗と分が悪いキリオス戦では確実に「火花」が散ると考えており、「まだ仕事は終わっていない」として、「一つ確実なのは、互いに大いに火花を散らすことになる」と予想した。

「彼は本当にのびのびとプレーしている」とも話したジョコビッチは、「相手は屈指のビッグサーバーの一人で、久しく対戦していない」と警戒し、「彼からは1セットも取れていないし、今回はそうならないように祈る。自分にとっては何度目かのウィンブルドン決勝だから、経験値がこちらに有利にはたらくのを願っている」と語った。(c)AFP/John WEAVER