【7月8日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は7日、英国のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相と電話で会談し、同氏の辞任表明に対する「悲しみ」を伝えた。

 ウクライナ大統領府によると、ゼレンスキー氏は「私だけでなく、ウクライナ社会全体が悲しみをもってこのニュースを受け止めた。ウクライナ社会はあなたに大いに同情している」として、ロシアによる侵攻開始以降のジョンソン氏の支援にウクライナ国民がどれほど感謝しているかを繰り返し伝えた。

 ジョンソン氏は、西側諸国でも特に声高かつ熱心なウクライナの支援者と見られてきた。

 ゼレンスキー氏は「英国の支援が続くことに疑いはないが、あなた個人のリーダーシップとカリスマ性が支援を特別なものにした」と続けた。

 両首脳は、軍事面・政治面での協力や、ウクライナ産穀物の輸出再開に向けた交渉についても協議したという。(c)AFP