【7月8日 AFP】ロシア軍は7日、ウクライナ東部ドンバス(Donbas)地方への攻勢を強め、各地で攻撃を行った。ロシア軍はウクライナ侵攻の次の目標として、同地方の工業都市スラビャンスク(Slavyansk)の制圧を目指している。

 ウクライナ東部ドネツク(Donetsk)州のパブロ・キリレンコ(Pavlo Kyrylenko)知事によると、同州ではロシア軍の攻撃により直近24時間で少なくとも7人の民間人が死亡、複数の負傷者が出た。

 AFP記者によると、同州の事実上の行政中心地であるクラマトルスク(Kramatorsk)では同日、ロシア軍の攻撃で民間人少なくとも1人が死亡、数人が負傷。爆発でホテルと住宅の間の中庭に大きな穴が開き、複数の車が炎上した。

 ドネツク州に隣接する東部ルガンスク(Lugansk)州でセベロドネツク(Severodonetsk)とリシチャンスク(Lysychansk)の隣接2都市を占領したロシア軍は、ドネツク州スラビャンスクに向け進軍。ウクライナ当局は、周辺地域の住民に対して直ちに避難するよう繰り返し呼び掛けている。

 スラビャンスクのワディム・リャフ(Vadym Lyakh)市長は、ロシアによる侵攻前の人口11万人のうち、約2万3000人が依然市内に残っていると説明。市はロシア軍に包囲されておらず、住民の退避は連日続いていると述べた。(c)AFP/Nicolas GARCIA