【7月3日 AFP】22F1第10戦英国GP(British Grand Prix 2022)は2日、予選が行われ、フェラーリ(Ferrari)のカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)は、雨の影響でスピンしたレッドブル(Red Bull)の王者マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)を抑え、初めてポールポジションを獲得した。

 27歳のサインツは、どこに危険が潜んでいるか予測不能のウエットコンディションの中、最後のアタックでベストラップ1分40秒983をマークし、フェルスタッペンを0秒072上回り、150回目のGPで初ポールとなった。

 大混乱の予選は目まぐるしく順位が入れ替わり、3番手にはフェラーリのシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)、4番手にはレッドブルのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)が入り、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は5番手だった。

 7度の年間優勝を誇るハミルトンは、地元GPで8度目のポールポジション獲得とはならず、ファンは落胆した。

 以下マクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)、アルピーヌ(Alpine F1)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)、メルセデスAMGのジョージ・ラッセル(George Russell)、アルファロメオ(Alfa Romeo Racing)の周冠宇(Zhou Guanyu、チョウ・グアンユー)、ウィリアムズ(Williams)のニコラス・ラティフィ(Nicholas Latifi)が続いた。

 アルファタウリ(AlphaTauri)の角田裕毅(Yuki Tsunoda)は、13番手となった。(c)AFP