【6月26日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は25日、同国を訪問したベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領と会談した際、ベラルーシに核弾頭を搭載できるミサイルを数か月以内に供与する方針を明らかにした。

 両大統領はサンクトペテルブルク(St. Petersburg)で会談に臨んだ。プーチン氏は、テレビ放送された冒頭の発言で「今後数か月のうちに、通常弾頭と核弾頭の両方を搭載できる弾道または巡航ミサイルを発射できる戦術ミサイルシステム『イスカンデル(Iskander)』をベラルーシに供与する」と述べた。

 ロシアによるウクライナ侵攻開始後、プーチン氏は数度にわたり核兵器に言及している。これについて西側は、介入をけん制する警告とみている。(c)AFP