【6月23日 AFP】米フロリダ州のマイアミ国際空港(Miami International Airport)で21日、旅客機が着陸に失敗して出火し、炎上する機体から100人以上が避難、3人が病院に搬送された。

 事故は、ドミニカ共和国サントドミンゴから到着したレッドエア(Red Air)203便で発生。滑走路上で損壊した機体から黒煙が立ち上がり、乗客乗員が避難させられる映像が撮影された。マイアミ国際空港はツイッター(Twitter)への投稿で、機首にある着陸装置が損壊し、火災が発生したもようだと説明した。

 地元消防当局によると、3人が病院に搬送されたが、死者や重傷者が出たとの情報はない。レッドエアは、乗客130人、乗員10人が搭乗していたと説明。一方、マイアミ国際空港の広報担当者は計126人が搭乗していたと述べた。人数の相違の理由は不明。(c)AFP