【6月17日 CGTN Japanese】 「ネイチャーコミュニケーションズ」誌は北京時間15日、オンラインで、中国の「嫦娥5号」の重要な研究成果を発表しました。中国科学院国家天文台などからなる研究チームが世界で初めて、実験室での月のサンプルの分析結果と月面探査のスペクトルデータを組み合わせて、月のサンプル内の水の存在の有無、形態と量を検査しました。これにより、「嫦娥5号」着陸地点の水の分布の特性やその供給源の疑問に答え、リモートセンシングデータ中の水のシグナル解釈と推定にグラウンドトゥルースデータを提供しました。

 月に水があるのか、どれほどの量が、どのような形態で、どこからやって来るのかは非常に議論のあるところで、月研究の焦点です。厳密な補正処理と分析の結果、研究チームは「嫦娥5号」着陸地点の土壌に水酸基形式の「水」が含まれていることを発見しました。ただしその含有量はわずかだということです。

「嫦娥5号」の月のサンプルを実験室で分析したところ、少なくとも1種類の含水鉱物―ハイドロキシアパタイトが不均等な量で発見され、月の後期のマグマ活動の過程に「水」が存在しただけでなく、重要な役割を果たしたであろうことが証明されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News