【6月15日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は15日、ウクライナと「新たな踏み込んだ対話」を行う意向を表明した。ただ、マクロン氏が今週ウクライナを訪問するとの一部報道については確認しなかった。

 ルーマニア訪問中のマクロン氏は、クラウス・ヨハニス(Klaus Iohannis)大統領と会談後の共同記者会見で「欧州連合(EU)の入り口で、地政学上の前例のない状況が生じている」と述べた上で、「新たな踏み込んだ対話」が必要になると訴えた。

 マクロン氏は対話について、ロシアによる侵攻で影響が出ているウクライナの軍事装備品や小麦輸出に関する問題を含め、新たな観点から実施する必要があると強調した。(c)AFP