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こと座ベガ(左上)、わし座アルタイル(中央下)、はくちょう座デネブ(左端)からなる「夏の大三角」。ハッブル宇宙望遠鏡が撮影、欧州宇宙機関(ESA)が公開 (2008年3月19日公開)。(c)ESA / AFP
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はくちょう座にある散光星雲「IC5146」の濃いガスフィラメントの赤外線画像。フィラメントに沿って星形成が進んでいる。青色の領域は「繭星雲」と呼ばれ、星が次々に誕生する「星のゆりかご」として知られる(2011年4月14日公開)。(c)AFP PHOTO/NASA/ESA/HERSCHEL/SPIRE/PAC/HANDOUT
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はくちょう座の1等星デネブの近くにある散光星雲「北アメリカ星雲(NGC 7000)」の可視光と赤外線の合成画像。可視画像(青の部分)の形が北米大陸に似ていることから命名された。赤外線(赤と緑の部分)は、塵(ちり、固体微粒子)を透過して撮影できるため、塵の雲に隠れた多数の星を捉えている(2011年2月16日取得)。(c)AFP/NASA/JPL-CALTECH
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はくちょう座の方向約1800光年の距離にある散光星雲「北アメリカ星雲」の赤外線画像。可視光で撮影した形状が北米大陸に似ていることから命名されたが、この画像では確認できない。約100万年前に誕生した若い星の集団が画像全体に見られる(2011年10月19日取得)。(c)AFP PHOTO/NASAJPL-CALTECH/HANDOUT
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はくちょう座の方向約2100光年の距離にある散光星雲「網状星雲」。数千年前に起きた超新星爆発の残骸で、全体の直径は110光年。ハッブル宇宙望遠鏡の広視野惑星カメラ2で撮影(2012年6月12日公開)。(c)AFP PHOTO/NASA/HANDOUT
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こと座にある惑星状星雲「リング星雲(M57)」。宇宙望遠鏡と既存の地上望遠鏡を組み合わせた観測により、ゆがんだドーナツ形をしていることが判明した(2013年5月23日公開)。(c)AFP PHOTO / NASA, ESA, and C. Robert O’Dell
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スピッツァー宇宙望遠鏡が捉えた「リング星雲(M57)」。こと座の方向約2000光年にあり、外殻の形状がツバキの花に驚くほどよく似ている(2005年2月13日提供)。(c)AFP/NASA/JPL-Caltech/Harvard-Smithsonian CfA
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わし座の方向にある特異な惑星状星雲「NGC 6751」。中心に見える高温星から数千年前に放出されたガス雲がまるで巨大な目のように輝く(2000年4月6日公開)。(c)AFP/NASA/HUBBLE HERITAGE TEAM
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スピッツァー宇宙望遠鏡が捉えた、こぎつね座の惑星状星雲「M27」。形がダンベルに似ていることから「あれい星雲」の愛称で呼ばれる(2011年8月12日公開)。(c)AFP PHOTO/NASA/JPL-Caltech/Harvard-Smithsonian CfA
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へびつかい座の方向約6光年の距離にある赤色矮星(わいせい)の「バーナード星(画像中央)」とその周囲。太陽に最も近い単一の恒星で、この恒星を公転する「スーパーアース(巨大地球型惑星)」が発見されている(2018年11月13日提供)。(c)AFP PHOTO / ESO
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へびつかい座の方向約400光年の距離にある星形成領域の一部の散光星雲と暗黒星雲。この領域にある若い恒星の周囲で、生命に欠かせない要素とされる有機分子「イソシアン酸メチル(C2H3NCO)」が検出された(2017年6月8日公開)。(c)AFP PHOTO / ESO / DIGITIZED SKY SURVEY 2 / DAVIDE DE MARTIN
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へびつかい座の球状星団「M107」(中央左)に並んで見える「67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」(丸枠内)。同彗星に向かう途中の探査機ロゼッタが約500万キロの距離から撮影(2014年3月21日撮影、3月27日公開)。(c)AFP PHOTO / ESA/MPS for OSIRIS-Team MPS/UPD/LAM/IAA/SSO/INTA/UPM/DASP/IDA
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へび座の方向約2万4500光年にある、現在知られている最大級の球状星団「M5」。誕生から130億年と極めて古い天体で、低質量の赤色巨星など古代の星で構成されるが、密集した星同士の衝突などで形成されるとみられる若い「青色はぐれ星」も多数存在する(2014年4月25日取得)。(c)AFP PHOTO/NASA/HUBBLE SPACE TELESCOPE,ESA/HANDOUT
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へび座の方向にある散光星雲「わし星雲(M16)」。ガスと塵(ちり、固体微粒子)からなる「創造の柱」の可視光画像。活発な星形成領域の一部で、近くにある若い星団からの強い紫外線と恒星風を受けて浸食されている(2015年1月6日取得)。(c)AFP PHOTO/NASA, ESA/Hubble and the Hubble Heritage Team
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いて座の方向約4000光年の距離にある散光星雲「ラグーン(干潟)星雲(M8)」。新しく誕生した星々の光を受けて輝くガスと塵(ちり、固体微粒子)が渦巻く星形成領域で、横55光年、縦20光年にわたって広がる(2018年4月19日公開)。(c)AFP PHOTO / EUROPEAN SPACE AGENCY/NASA
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いて座にある散光星雲「ラグーン(干潟)星雲(M8)」の赤外線画像(上)と可視画像(下)。赤外線は濃い塵(ちり、固体微粒子)の雲を透過しやすいため、可視光では見えない低温の赤い星々が見える(2011年1月5日公開)。(c)AFP PHOTO/HO/ESO
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いて座の方向1万5000光年先にある恒星「Hen2-427(WR124)」と、それを取り巻く星雲「M1-67」。ガスを激しく大量に噴き出す超高温の「ウォルフ・ライエ星」の一つで、大質量星が進化し、水素の豊富な外層を失った段階にあると考えられる(2015年8月21日公開)。(c)AFP PHOTO/HANDOUT-ESA/HUBBLE-NASA, JUDY SCHMIDT
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いて座とかんむり座の境界にある2種類の星団を捉えた赤外線画像。淡い星雲に包まれた散開星団「コロネット星団」(下)は距離約420光年、大半が誕生から数百万年の若い星で構成される。球状星団「NGC 6723」(中央左)は距離約2万9000光年、年齢100億年以上の宇宙最古級の星がある(2010年4月26日取得)。(c)AFP PHOTO/NASA/JPL-CALTECH/UCLA/HANDOUT
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いて座の方向約6000光年の距離にある散光星雲「オメガ星雲(M17)」。「白鳥星雲」としても知られる活発な星形成領域で、中心部に大型の星が多数存在する。M17のすぐ北には、へび座の散光星雲「わし星雲(M16)」がある(2012年1月4日公開)。(c)AFP PHOTO / ESO
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いて座にある星形成領域「オメガ星雲(M17、白鳥星雲)」を捉えた詳細な可視光画像。欧州南天天文台(ESO)が南米チリ北部アタカマ砂漠に設置した超大型探査望遠鏡(VST)の試験撮影による(2011年6月8日公開)。(c)AFP PHOTO / ESO/ INAF-VST
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いて座の方向にある天の川銀河(銀河系)中心部を捉えた赤外線画像。中央右に散光星雲「三裂星雲(M20)」が淡く写っている。チリにある欧州南天天文台(ESO)のVISTA望遠鏡によるサーベイ観測で撮影(2015年2月2日公開)。(c)AFP PHOTO / EUROPEAN SOUTHERN OBSERVATORY / VVV consortium/D. Minniti
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米航空宇宙局(NASA)のスピッツァー宇宙望遠鏡が撮影した、いて座の方向約5400光年の距離にある「三裂星雲(M20)」。ガスと塵(ちり、固体微粒子)の巨大な雲の中で星形成が起きている。スピッツァーの観測により、進化初期段階の星や生まれたての星が星雲全体で数多く確認された(2005年1月12日取得)。(c)AFP/NASA
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いて座の方向約5400光年の距離にある「三裂星雲(M20)」。散光星雲が前面にある暗黒星雲により三つに裂けて見える。活動的なガスと塵(ちり、固体微粒子)の雲の中で星形成が起きている。同じくいて座にある散光星雲「干潟星雲(M8)」のすぐ北に位置する。米ハワイ島マウナケア山頂にあるジェミニ北望遠鏡で撮影(2004年4月7日取得)。(c)AFP PHOTO/ Gemini Observatory
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いて座の方向約2万5000光年、天の川銀河の中心付近にある「アーチーズ星団」。形成から200万~400万年と非常に若く、天の川銀河にある散開星団としては、星の密集度が最も高いものの一つ(2015年1月8日撮影、同5月公開)。(c)AFP PHOTO/ HANDOUT / NASA/ESA/ HUBBLE
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いて座の方向約1万7000光年の距離にある球状星団「M55」の赤外線画像。数十万個もの宇宙最古級の星が、比較的狭い空間にハチの群れのように密集している(2012年5月9日公開)。(c)AFP PHOTO/ ESO / J. EMERSON
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いて座の方向約1万光年の距離にある、明るい大型の球状星団「M22」の中心領域。年齢120億年以上の星が直径約60光年の球状に密集した天体で、画像の視野は幅3.3光年。左上挿入写真はM22の全体像(2001年6月27日公開)。(c)AFP PHOTO/NASA/ESA
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米航空宇宙局(NASA)のスピッツァー宇宙望遠鏡が撮影した天の川銀河(銀河系)中心部の画像。天の川銀河の中心は、いて座の方向約2万6000光年の距離にある(2019年10月9日公開)。(c)AFP PHOTO / NASA,JPL-CALTECH/SUSAN STOLOVY(SSC/CALTECH)
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いて座の方向にある天の川銀河(銀河系)中心部の赤外線画像。銀河中心の近くにある星の光は通常、星間物質の塵(ちり、固体微粒子)に遮られて見えないが、赤外線では観測が可能(2016年10月12日公開)。(c)AFP PHOTO / EUROPEAN SOUTHERN OBSERVATORY/VVV Survey/D. Minniti
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米航空宇宙局(NASA)が公開した天の川銀河(銀河系)中心部の画像。画像中央やや右下にある白っぽい部分が銀河の中心部。画像全体の幅は0.5度角で、満月の角度幅に相当する大きさ(2009年11月10日公開)。(c)AFP/NASA
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地球から約2万7000光年にある天の川銀河(銀河系)の中心(2016年3月31日公開)。(c)AFP PHOTO / NASA, ESA, and the Hubble Heritage Team (STScI/AURA)
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天の川銀河(銀河系)の中心にある超大質量ブラックホール「いて座Aスター」を初めて捉えた画像。世界の天文学者が参加する国際プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」が撮影。欧州南天天文台(ESO)公開(2022年5月12日公開)。(c)AFP PHOTO / European Southern Observatory
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たて座の方向約5600光年の距離にある散開星団「野ガモ星団(M11、NGC 6705)」。星の密集度が最も高い散開星団として分類される。画像中央の青い星が星団の若い高温星で、周囲のより赤みがかった星は背景にある古い低温の星(2014年9月29日公開)。(c)AFP PHOTO/EUROPEAN SOUTHERN OBSERVATORY
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さそり座の「心臓」に位置する赤色超巨星「アンタレス」の詳細画像。南米チリにある欧州南天天文台(ESO)の超大型望遠鏡VLT干渉計を使って作成(2017年8月22日公開)。(c)AFP PHOTO / KEIICHI OHNAKA / Universidad Catolica del Norte (Chile) / EUROPEAN SOUTHERN OBSERVATORY
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さそり座の「毒針」の近くにある、明るい散開星団「M7(NGC 6475)」。地球からの距離は約1230光年、実視等級は3.3等級。夜空で最も目立つ星団の一つで、肉眼でも簡単に見つかる(2014年2月19日公開)。(c)AFP PHOTO / HO / EUROPEAN SOUTHERN OBSERVATORY
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さそり座の方向約2万8000光年の距離にある球状星団「M80」。天の川銀河(銀河系)で見つかっている約150の球状星団の中で最も星の密集度が高いものの一つ。太陽よりはるかに進化が進んだ、年老いた星で構成される(1999年7月1日公開)。(c)AFP PHOTO/HUBBLE HERITAGE TEAM/NASA/AURA/STScI
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さそり座の方向約5500光年の距離にある散光星雲「猫の手星雲(NGC 6334)」。天の川銀河(銀河系)で最も活発な星形成領域の一つ。欧州南天天文台(ESO)のAPEX望遠鏡が捉えた、星間塵の濃密な雲が発する波長0.35ミリの電波観測データ(オレンジ)を、背景の近赤外線画像に重ねて表示(2013年9月23日公開)。(c)AFP PHOTO / ESO / ArTeMiS TEAM
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さそり座の方向約6000光年の距離にある球状星団「M4」の中心領域。約50万個の星が互いの重力で球形に集まった天体で、1等星アンタレスのすぐ近くに見える(1998年5月27日公開)。(c)AFP PHOTO/ESO
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さそり座にある散光星雲「猫の手星雲(NGC 6334)」。距離が約5500光年と地球から比較的近い、活発な星形成領域。幅は約50光年で、内部にはここ数百万年の間に形成された若くて明るい青色の大質量星がある(2012年7月9日公開)。(c)AFP PHOTO / ESO
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ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた惑星状星雲「NGC 6302」。「バグ星雲」や「バタフライ星雲」として知られる。さそり座の方向約3800光年にあり、天の川銀河(銀河系)内に位置する(2009年9月9日取得)。(c)AFP/NASA, ESA, and the Hubble SM4 ER Team
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さそり座にある散光星雲「戦争と平和星雲(NGC 6357)」の一部。新しい星が誕生している星形成領域で、「彼岸花星雲」としても知られる。多数の若い高温星、赤く輝くガス雲、紫外線と恒星風で侵食された奇妙な形の塵(ちり、固体微粒子)の構造などを捉えている(2012年6月20日公開)。(c)AFP PHOTO /EUROPEAN SOUTHERN OBSERVATORY
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こぎつね座の方向約63光年に位置する太陽系外惑星「HD 189733b」。写真中央左に見えるアステリズム「夏の大三角」の中心近くにあるこの系外惑星では、大気からメタンと水が検出されている(2008年3月19日公開)。 (c)AFP/ESA/ FUJII
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こぎつね座の方向63光年先にある太陽系外巨大ガス惑星「HD 189733b」の想像図。青く見えるのは海ではない。軌道が主星に非常に近いために温度が1000度以上に達するため、大気中のケイ酸塩粒子が溶けて「ガラスの雨」となり、これが青色光を散乱させる(2013年7月10日公開)。(c)AFP PHOTO/ESA/HUBBLE/NASA/M. KORNMESSER
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