【6月8日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2022)男子シングルスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)との準決勝で、無念の負傷棄権を強いられたアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が7日、右足首の靱帯(じんたい)断裂で手術を受けたことを明かした。

 世界ランキング3位のズベレフは、最終的に優勝するナダルを追う展開で足首をひねって負傷。痛みから叫び声を上げ、その後棄権した。復帰時期には言及していないが、27日に開幕するウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)、8月29日からの全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)欠場は確実とみられる。

 ズベレフは7日遅く、180万人のフォロワーがいるインスタグラム(Instagram)に、病院のベッドで親指を立てた写真を投稿。「来週、僕はキャリア最高の世界ランキング2位に浮上するが、けさは手術を受けなければならなかった」とつづった。

「ドイツで詳しい検査を受けて、右足首の3本の外側靱帯がすべて切れていることが確認された。できる限り早く復帰し、靱帯を適切に治し、足首の安定性を完全に取り戻すには、手術がベストの選択肢だった」 (c)AFP