【5月31日 AFP】ロシア国防省は31日、ウクライナ南東部マリウポリ(Mariupol)にあるアゾフスターリ(Azovstal)製鉄所の地下でウクライナ兵152人の遺体が見つかり、ウクライナ側に引き渡すと発表した。

 同省によると、ロシア軍が「戦闘員とウクライナ軍兵士の計152人の遺体」を発見。遺体が保管されていたのは冷蔵施設内で、遺体の下から四つの地雷が見つかったと主張している。

 ロシア軍は4月下旬にマリウポリを掌握。市内に残っていたウクライナ兵は、製鉄所の地下に立てこもって数週間にわたり抵抗を続けていたが、5月に入り数千人が投降した。ロシア側は、投降兵の訴追を示唆している。(c)AFP