【5月31日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2022)は30日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第20シードのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)と第29シードのベロニカ・クデルメトワ(Veronika Kudermetova)のロシア勢による準々決勝が決まった。

 カサキナは6-2、6-2でミスを重ねた第28シードのカミラ・ジョルジ(Camila Giorgi、イタリア)を退け、クデルメトワは1-6、6-3、6-1で第22シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)に逆転勝利した。

 カサキナは来月1日に行われる準々決勝で、クデルメトワとの新たな「良い思い出」を分かち合えることを楽しみにしていると語った。

 ともに25歳の両選手は若手時代から対戦を重ねており、昨年の女子国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(Billie Jean King Cup 2020-21)の優勝メンバーでもある。

 カサキナは「ジュニアで何度も(対戦が)ある。何回も戦った。去年はビリー・ジーン・キング・カップで同じチームだったし、良い思い出がたくさんある」とすると、「思い出がもう一つ増えることになる。ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)の準々決勝で対戦なんて、とてもすてきだと思う」と語った。

 この組み合わせにより、ロシア勢の全仏4強入りが確定している。(c)AFP