シフィオンテクが全仏OP準々決勝へ マッチ32連勝
発信地:パリ/フランス
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【5月31日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2022)は30日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-7(5-7)、6-0、6-2で鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)を下し、マッチ32連勝を飾って準々決勝に進出した。
第1セットを落としながらも逆転勝ちしたシフィオンテクは、14年前にジュスティーヌ・エナン(Justine Henin、ベルギー)氏が残した今世紀では3位の連勝記録に並んだ。
第1セットで世界ランク74位の鄭は5度のセットポイントをしのぐと、自らも2本握るなどし、その後のタイブレークでも2-5から巻き返してこのセットを奪った。
シフィオンテクがセットを落としたのは、4月23日に行われたポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2022)準決勝のリュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)戦以来となった。
2020年大会女王の連勝記録が危ぶまれる中、第2セットのゲームカウント0-3とされた鄭はメディカルタイムアウトを取り、右太ももにテーピングをして戻ったが、すぐさまこのセットを落とした。
シフィオンテクは、負傷もあって46本のアンフォーストエラーを重ね、疲弊した鄭に対して、第3セットでは2本のブレークを奪った。
3大会連続で進出した準々決勝で、シフィオンテクは第11シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)と対戦する。(c)AFP