セルティックスがヒート退けファイナル進出 NBA東決勝
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【5月30日 AFP】21-22NBAは29日、プレーオフのイースタンカンファレンス決勝(7回戦制)が行われ、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)が100-96でマイアミ・ヒート(Miami Heat)に勝利し、シリーズ4勝3敗でゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)とのファイナルに進出した。
セルティックスは、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)がチーム最多の26得点を挙げてすべてが決まる一戦をものにし、来月2日から敵地で始まるファイナルに駒を進めた。
カンファレンス準決勝でも、昨季ファイナル王者のミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)を4勝3敗で破って勝ち上がってきているセルティックスは、終盤のヒートの追い上げをしのぎ、過去5シーズンで3回阻まれているカンファレンス決勝の壁を破った。
自らキャリア最大の大一番と呼んだ試合を制したテイタムは、10リバウンド、6アシストも決め、試合後にはイースタンカンファレンス決勝の最優秀選手に選出された。マーカス・スマート(Marcus Smart)とジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)も24得点をマーク。ヒートではジミー・バトラー(Jimmy Butler)がチーム最多の35点を挙げた。
またセルティックスでは、ベテランセンターのアル・ホーフォード(Al Horford)が35歳にして自身初のファイナルに進出した。チームとしては2010年以来のファイナル進出で、そのときはロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に敗れており、2008年以来のNBAチャンピオンを目指す。
ウォリアーズとセルティックスの今季レギュラーシーズンの対戦成績は1勝1敗で、昨年12月のセルティックスのホームゲームでは111-107でウォリアーズ、今年3月のウォリアーズホームの試合では110-88でセルティックスが勝利している。(c)AFP