【5月26日 AFP】21-22NBAは25日、プレーオフのイースタンカンファレンス決勝(7回戦制)が行われ、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)はマイアミ・ヒート(Miami Heat)を93-80で下してシリーズ戦績を3勝2敗とし、ファイナル進出に王手をかけた。

 ジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)が25得点を挙げ、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)が22得点に加えて、両チームを通じて最多の12リバウンドと9アシストを記録したセルティックスは27日、ホームに戻り第6戦を迎える。

 今季プレーオフのロードでの戦績を6勝2敗に伸ばしたセルティックスは、2009-10シーズンを最後にNBAファイナルから遠ざかっており、このときはロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に敗れ優勝を逃した。また最後にNBA制覇を果たしたのは2007-08シーズンで、このときは逆にファイナルでレイカーズを下していた。

 激しいフィジカル勝負になった守備的な一戦は、第3クオーター終盤から第4クオーター序盤にかけてブラウンが13得点、テイタムが7得点をマークするなどしたセルティックスが、24点を奪う間の失点を2に抑えて勝敗が決した。

 一方、チーム最多となる18得点を挙げたバム・アデバヨ(Bam Adebayo)が10リバウンドをマークしたヒートは、フィールドゴール(FG)が94本中30本しか決まらず成功率が31.9パーセント、3ポイントシュートも45本中7本で成功率15.6パーセントにとどまった。

 先発出場したマックス・ストラス(Max Strus)とカイル・ローリー(Kyle Lowry)は、二人合わせて流れの中から15本のシュートを放つも一本も決まらず、3ポイントシュートの成功も12本中0本だった。(c)AFP