【5月26日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2022)は25日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第5シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)はワイルドカード(主催者推薦)のコランタン・ムテ(Corentin Moutet、フランス)を6-3、6-1、6-4で下し、四大大会(グランドスラム)のマッチ通算300勝目を挙げた。

 同369勝のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)、同325勝のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に次いで史上3人目の記録達成となったナダルは、初出場で初優勝を飾った2005年大会から、全仏オープンでの通算成績を107勝3敗とした。

 今大会に向けて、足のけがに悩まされていたナダルは「相手は才能にあふれた非常に難しい選手で、とても良い試合だったと思う」とコメントした。

「直近の数か月は簡単ではなかったが、勝利が大きな力になっている」

 歴代最多21度のグランドスラム制覇を誇り、通算14回目の全仏オープン優勝を目指すナダルは、3回戦で第26シードのボティク・ファン・デ・ザンスフルプ(Botic Van de Zandschulp、オランダ)と対戦する。(c)AFP