【5月25日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2022)は24日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第4シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は2セットダウンの状況からロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti、イタリア)に5-7、4-6、6-2、6-3、6-2で逆転勝利し、2回戦に駒を進めた。

 日付をまたぐ一戦をものにした前年準優勝のチチパスは、「僕にとって最初の2セットは簡単じゃなかった」とコメント。その上で「最終的にはポジティブなものだったしよく頑張った。最初の2セットはあまり良い感覚じゃなかったし、自分のプレーに違和感があった。ロレンツォは一切リズムを与えてくれなかった」と続けた。

 一方、前年大会の4回戦でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)から2セットを先取するも、負傷で最終セットに途中棄権を強いられた20歳のムゼッティにとっては、またしても金星を目前にしながら崩壊する結果となった。

 チチパスは2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦)のリュカ・プイユ(Lucas Pouille、フランス)を6-3、4-6、7-5、6-4で下した予選勝者のズデニェク・コラージュ(Zdenek Kolar、チェコ)と対戦する。(c)AFP