【5月25日 AFP】英政府は25日、米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)で共同オーナーを務める米投資家トッド・ボーリー(Todd Boehly)氏のコンソーシアムによる、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)買収を認可していたことを明かした。

 ナディン・ドリーズ(Nadine Dorries)デジタル・文化・メディア・スポーツ相は24日深夜に、この取引を許可するライセンスを発行。この直前には、プレミアリーグの理事会が買収を承認していた。

 ボーリー氏は7日、ロシアの億万長者ロマン・アブラモビッチ(Roman Abramovich)氏がオーナーを務めていたチェルシーを42億5000万ポンド(約6780億円)で買収することですでに合意していた。

 ドリーズ氏は「われわれは、この売却益がロマン・アブラモビッチや、その他の制裁を受けている人物の利益にならないことを確信している」とツイッター(Twitter)に投稿している。(c)AFP