全米プロで選手の頭を打球直撃 「少し痛いけど大丈夫」
発信地:タルサ/米国
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【5月21日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーの今季メジャー第2戦、第104回全米プロゴルフ選手権(2022 PGA Championship)は20日、米オクラホマ州タルサ(Tulsa)のサザンヒルズ・カントリークラブ(Southern Hills Country Club、パー70)で2日目が行われ、アーロン・ワイズ(Aaron Wise、米国)の頭部を隣のホールから飛んできた打球が直撃するハプニングがあった。
7番の右のラフに入れたワイズが身をかがめて打球を捜していたところ、隣接する2番でキャメロン・スミス(Cameron Smith、オーストラリア)が放ったティーショットは大きく右へ。この日は強風が吹き荒れる中でスミスの打球もあおられ、ワイズの頭部右側を直撃した。
近くにいた競技委員から水のペットボトルをもらって頭を冷やしたワイズは、米放送局ゴルフ・チャンネル(Golf Channel)に対し、自分の打球がフェアウエーになく驚いていたところ、「気がついたときには頭が少し鳴っていて、フェアウエーにかがみ込んでしまった」と語った。ラウンド後に医療テントを訪れたが、特に問題なしと診断された。現在は「少し痛いけど大丈夫」だという。
この日は結局2オーバー「72」を記録し、通算1アンダーの30位タイで終了した。(c)AFP