【5月20日 AFP】ウクライナの首都キーウで行われている、ロシアによる侵攻開始後初の戦争犯罪をめぐる裁判で20日、最終弁論が行われ、戦争犯罪と計画的殺人の罪に問われているワディム・シシマリン(Vadim Shishimarin)被告(21)の弁護側は、無罪判決を下すよう求めた。判決は23日に言い渡される予定。

 被告は、侵攻開始直後に民間人(62)を殺害したと認めているが、弁護人は「シシマリン被告は罪に問われている犯罪に関して有罪でないと確信している。被告に無罪判決を言い渡すよう求める」と述べた。被告は、「大変申し訳ない」と悔悟の念を口にした。(c)AFP